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シルエット・ラブ・ストリーム ブログトップ

億万長者の純愛 [シルエット・ラブ・ストリーム]

SHALOCKMEMO364
億万長者の純愛(続・闇の使徒たち2) Immovable Objects 2004」
マリー・フェラレーラ Marie Ferrarella 牧 佐和子



億万長者の純愛
LS-31-/07.03/
\710/220p


マリー・フェラレーラの新訳。いつも魅力的なヒロインを描き出すマリーの作品だが,本作のヒロイン=エリザベスは少々変わり種。


このシリーズそのものが超能力を持つヒーロー,ヒロインが登場するが,エリザベスは三つ子の一人で,父親に捨てられ,母親もなくなり,里親のもとを転々としたあげく,現在の養父ジェレミー・ソリエンティにその能力を認められ,成長した。兄のアンソニーがエリザベスとダニエル(ダニー)の二人の妹たちの父親代わりを務めてきたが,ダニーもエリザベスも成長し,兄の妹たちを守ろうとする気持ちに息苦しさを感じていくが,アンソニーはこれまで自分が家族を守ってきたという自信から,そんな妹たちの気持ちを理解できない。
さて,エリザベスだが,特殊な能力を生かして危ない仕事をする中で,貴重な美術品を取り戻すためコール・ウィリアムズから頼まれた仕事をする。徹底した下調べと優れた直感,そして人を魅了する美貌と3拍子そろったエリザベスと優れた経営者であり美貌のコール。二人が互いに惹かれあうのは時間の問題だが,コールはこれまで自分が経営者として成功してきた判断力を捨てることは出来ない。不思議な能力を見せつけられてもエリザベスに対する信頼をすぐに持つことはできない。表面的にはエリザベスの成長譚である本作は,実はコールの心の成長譚でもあるのだ。

せつない追憶 [シルエット・ラブ・ストリーム]

SHALOCKMEMO351
せつない追憶 Racing Against Time 2003」
マリー・フェラレーラ Marie Ferrarella marieferrarella.com 津田藤子



キャバノー家の真実シリーズ第1弾。キャバノー家の当主アンドリュー・キャバノーと失踪した妻ローズ。一家全てが警官というキャバノー家の5兄弟姉妹,そして本作のヒロイン,コーリー・キャバノーの追う児童誘拐犯と誘拐されたレイチェルの父,ブレント・モンゴメリー判事と別れた妻ジェニファー。殺害されたレイチェルのナニー,デリラ・カルヘイン。そして誘拐犯人・・・。シリーズの開幕にふさわしく多くの登場人物のそれぞれの過去・現在が丹念に描かれ,幼児誘拐,コンピュータ業界の内幕と現代社会におけるコンピュータの陰の影響,警官たちの日常の努力と膨大な仕事量,家族の触れ合いとキャバノー家とモンゴメリー家の比較など多くの要素が見事に交錯する傑作。丹念な書き込みはロマンチックミステリというよりは,ミステリ色のより濃い作品としても堪能できる。残念ながら翻訳版の表紙のイメージは冴えない。原作はすでにイメージ画像がなく,比較できないのが残念。
シリーズ第5巻「氷の紳士を愛したら」SHALOCKMEMO348に触発され,未読のシリーズ巻も揃えたので,これから読破していきたい。
今月内の読了がなんとか間に合い,14冊の快挙!


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