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噂の子爵 [ヒストリカル]

SHALOCKMEMO339
噂の子爵 A Kind and Decent Man 1999」
メアリー・ブレンダン Mary Brendan 田中淑子
HS-276/07.01/\910/284p



噂の子爵

ヴィクトリアの身の上は,確かに不幸を絵に描いたような状態に,自分のせいではなく,運命的に起こった事柄だった。
そのヴィクトリアに7年前に拒絶されたと思ったデイヴィッドは,自暴自棄になりながら,幸運にも莫大な収入を得,ヴィクトリアの父親を見返すことが出来るまでになった。
そこまで自分を追いつめながらも努力と幸運で自分を高めたデイヴィッドに対して,ヴィクトリアを襲った出来事は,自分の努力では何とも仕方のない,しかも当時の女性の身ではまさしく仕方のない出来事だったにもかかわらず,なんとなく自分を安売りするのに,いろいろと理由をつけ,気位が高く・・・とどうにも好きになれない性格。そんなこともあり,どちらかというとパットしない人物造形でなんとなく読み終えてしまう,印象の薄い作品。

"kind"も"decent"も「親切な」という意味だが,デイヴィッドが自分の財産を人のために惜しげもなく使う,「寛大に」という意味が込められているのだろう。


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