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ボスはクリスマス嫌い [ミシェル・ダグラス]

SHALOCKMEMO1104
ボスはクリスマス嫌い Snowbound Surprise for the Billionaire 2014」
ミシェル・ダグラス 外山恵理





「君にふさわしい人間になるためには復讐を諦めなければならない。最初はそれが嫌だった。でも,僕は自分の人生に誇りを持ちたい。」父の復讐のためにドイツに逃亡したビール・ブリューワーのミューラーに復讐することを目的として生きてきたヒーローのフリンは,アデレイド(アディ)の何事も前向きに考え,風景や歴史的建物,冬の季節などあるがままのものに感動する地に着いた生き方に自分の半生を反省し,こんな風に愛を表すのです。本当は優しさと思いやりに満ちたフリンの本性を自らの素直な目で見抜いていたアディもまた,フリンを愛していました。「いら立ち,恐れ,自分を恥じる気持ち,そして寂しさ。」そんなフリンの気持ちに対して,「ありったけの愛,幸せと誇り,喜びと満足感」をアディから受け取ったフリンもまた,オーストラリアの農場に帰ってきたのです。「お帰りなさい。私のものは全てあなたのものだから,ここはあなたの家ですもの。世界で一番素晴らしい家にするわ」というアディの言葉にその決意のほどが表れています。ダイアナ・パーマーを思わせる,この結末はストーリーの大半を占めるミュンヘンでの二人の休暇もどきの旅行の記述と共に本作の最大の魅力です。「ボスはクリスマス嫌い」だったのではなく,クリスマスの過ごし方を知らなかったのですね。灼熱のオーストラリアと同時期の冬のミュンヘンの対比もあり,スケールの大きなドラマチックなクリスマス・ストーリーです。オススメの作品。


タグ:イマージュ
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