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ウエイトレスの秘密の天使 [ハイディ・ベッツ]

SHALOCKMEMO1044
ウエイトレスの秘密の天使 Her Little Secret, His Hidden Heir
Billionaires and Babies 16) 2011」
ハイディ・ベッツ 渡部夢霧





このシリーズはHQ版の表紙はヒーローが赤ちゃんを抱っこしているイメージしかないものが多く,ヒロインの雰囲気がわかりませんが,翻訳版の方はヒロインのイメージがあり,このモデルさんがとても雰囲気に合っていると思います。原題は「彼女の小さな秘密,そして彼の隠された相続人」
離婚が決まったときに分かった予想外の妊娠。バネッサ・メイスンは何とか夫のマーカスに知らせようとしますが,会社の秘書に「二度と口をききたくない」と伝えて欲しいと言われたことで,知らせるのをあきらめ,大都会ピッツバーグから離れ,伯母を頼って小さな町サマービルで子供を育てながらベーカリーを経営し始めます。伯母ヘレンの作るパンと菓子は町の人気を集め,経営も順調になってきました。さらに通信販売に事業を拡大しようと財務顧問弁護士に相談していたバネッサは,投資家の目にとまったという報告を受け,事務所に行ってみると驚きました。そこにいたのは元夫のマーカスだったからです。バネッサが結婚していたとき,そしてぼろぼろになって離婚後ヘレンの元を訪れたことで,ヘレンはマーカスのことを良く思っていなかったのですが,何でも自分の思いどおりになるだけの経済力と社会邸影響力を持つマーカス・ケラーの言い分としては,息子ダニエル(ダニー)のことを知らせなかったことで非難されても仕方がないと思うと同時に,もしここで拒否すれば,ケラー家がダニーを奪ってしまうのではないかという恐れもあり,マーカスの提案を受け入れざるを得なくなるのでした。そしてマーカスの宿泊先で翌日ディナーをとった後,二人は互いに目の中に再び燃え上がるものを感じベッドを共にしてしまうのでした。翌日からベーカリーの隣の建物での工事が始まってしまいます。バネッサの思いを取り入れてマーカスがすっかり店の拡張を準備してしまったのでした。予想より短い2週間ほどで改装が完成し,あまりの素晴らしいできばえにバネッサは感動してしまいます。ところが,マーカスはダニーをピッツバーグの家に連れて行き家族に紹介したいと言い出します。もしここでダニーだけを連れて行かれたら,何かと理由を付けてダニーを奪われてしまうかもしれないと,バネッサは同行することを条件にしました。再びあのマーカスの母親と対峙しなければならないと思うと勇気を振り絞らざるを得ませんでしたが,1年前とは違ってバネッサも今は一人の母親として強くなっていたのです。子供を守るためにはという思いと,そしてマーカスの優しさと男性としての魅力に惹かれつづけていることも理由にはありましたが・・・。
初めはバネッサが,母親に虐待されているというのは少し大げさに言っているだけだと思っていたマーカスですが,会社から忘れ物を取りに来たときにバネッサが荷物をまとめて家を出ようとしていたことと,その理由が母親から出て行けと言われたこと,そして1年前に秘書を通じて「二度と口をききたくない」と言わせたのが母親であることを知って,バネッサの言葉が本当であることを知るのでした。
女性としてもまた事業家としてもマーカスのぴったりの相手であるにもかかわらず,身分違いであると蔑んでいたマーカスの母親がぎゃふんと言わせられる場面は,本当にスッとします。またケラー家の使用人たちがバネッサに親しみを感じ,陰ながら応援してくれていることも含め,韓流ドラマにあるような身分違いの結婚がハッピーエンドに終わることに暖かさを感じる作品です。


タグ:ディザイア
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億万長者とメイドの一夜 [ハイディ・ベッツ]

SHALOCKMEMO946
億万長者とメイドの一夜 Secrets, Lies and Lullabies 2012」
ハイディ・ベッツ 神鳥奈穂子





リゾートホテルでメイドとして働いていたジェシカが振り向くと,部屋に忘れ物を取りに来たアレキサンダー・バホーランがいた。ジェシカは誰かがすぐわかったが,アレックスはわからなかった。ジェシカの一族は宝石業を営んでいたが,アレックスがバホーラン・デザイン社のCEOになって,それまでよい関係だった二つの会社が一つに統合され,ジェシカの一族テイラー家の会社は飲み込まれてしまったため,それまでの生活が一変したのだった。ジェシカ自身はテイラー家の中では変わり者として知られ,髪の毛にいくつもの色のメッシュを入れたり,両耳に7つものピアス,眉のあたりにもボディピアスをするようなクレイジーな格好をするような女の子だったのだ。そしてアレックスはメイド服のジェシカを見たとたん,これまでにあったことのない女性として意識し始めるのでした。ジェシカは帰宅して従姉妹のエリンにアレックスに出会ったことを話すと,エリンはアレックスの部屋からバホーラン社の秘密になるような書類を手に入れるよう要請するのでした。不承不承ではあれ,部屋の掃除をしながらアレックスの持ち物を物色するのでした。そして,アレックスが部屋に戻ってきますが,ジェシカはアレックスの男性的魅力に惹かれてしまうのでした。アレックスも同じようにジェシカに興味を持ち,夕食に誘います。自分がテイラー家の娘だと知られたら大変だという思いでジェシカも初めは断るのですが,ついに誘いを断り切れずにホテルの部屋でディナーを取ることになるのでした。そしてディナーはそのまま寝室へと発展するのです。翌朝アレックスが目覚めてみるとジェシカはすでに消えていました。新しいプロジェクト「プリンセス・シリーズ」の計画になるジュエリーデザイン画とともに・・・。ジェシカは母方の姓のマディソンを名告ったので,行方を追うことも出来ませんでした。
1年後,アレックスのオフィスのテーブルに赤ん坊を入れたバスケットが置かれていました。「アレックス,ヘンリーはあなたの子です。ジェシカ」というメモが残されていました。ジェシカが消えた1年前,新しいプロジェクトのデザイン画が盗まれたことで社は何百万ドルもの損失を受けていました。アレックスもその事態の収拾に苦慮したのですが,思い当たるのはジェシカが犯人だったと言うことだけでした。しかもそのジェシカがどこかに消えてしまい,ライバル会社はそのデザイン画とほぼ同じ商品を売り出したので,アレックスはジェシカが産業スパイだったという結論に達していたのでした。そして1年後,テーブルの上にジェシカのメモと赤ん坊がいたのです。社内ではだれも赤ん坊の面倒を見れるような人はいません。とりあえず泣き出したヘンリーをなだめながら自宅に連れ帰ったところにジェシカが現れます。一度は息子をアレックスの元に置いてきたものの,後悔したジェシカが再びやってきたのでした。アレックスは1年前のことを責める前に,少なくとも赤ん坊の問題を解決するべきだという考えで,DNA鑑定を依頼し,ジェシカと赤ん坊を家に置くことにしました。てっきり1年前のことを責められると覚悟していたジェシカでしたが,アレックスがまず赤ん坊の世話を優先させてくれたことに感動します。そして部屋の改装からベビーシッターの手配,様々な用品の手配を次々にしていくアレックスに驚きと感謝の気持ちを持つのでした。とりあえずDNA鑑定結果が出るまで,そしてもし自分の息子であれば世話をする人ととして母親であるジェシカしいないと,ジェシカとヘンリーを家に留め置き,アレックスは徐々に1年前のジェシカの行動の理由を聞き出すのでした。その過程で,自分がテイラー家の会社を潰してしまったと勘違いされていることがわかり,当時のことを調査させた結果,叔父が独断で自分のポジションを守るため起こした騒動だと言うことが判明しました。調査に乗り出すことにしたのは,ジェシカが弁明したことが本当だと信じる気持ちの方が強かったからです。調査を始める前にすでにアレックスはジェシカを信頼できる女性だと思っていたのでした。ジェシカもまた自分の言い分がアレックスによって次々に裏付けられ,そのためにアレックスが努力し,さらに息子ヘンリーのことも大切にしてくれることにアレックスへの信頼を強めていくのでした。
誤解と裏切りによって出会いからねじれていた関係。そのような設定はどちらかというと暗い復讐譚へと進みがちですが,ジェシカの天真爛漫な性格と暖かくジェシカを包み込むアレックスの性格が本作をふんわりとしたストーリーへと和らげていきます。直感を信じ,信じることが幸せへの原点だという主張が見えてくるやさしい作品です。心が疲れている人にはお勧めの作品です。


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個人秘書の告白 [ハイディ・ベッツ]

SHALOCKMEMO874
個人秘書の告白 Runaway Heiress 2013」
ハイディ・ベッツ すなみ翔





読了が前後してしまいましたが,「キスもくれないプロポーズ」の前作に当たる本作を読みました。ザッカーロ3姉妹の次女リリー=アンがヒロイン。ぶっちゃけ,「キスも・・・」のストーリーはここから始まったのがよくわかりました。自分のデザインが大手アパレルメーカーで使われていることに気づいたリリーは,「キスも・・・」でヒーローを務める私立探偵事務所に調査を依頼するとともに,その会社「アッシュダウン・アビー」で秘書を募集している公告を見つけ,潜入捜査のため秘書に応募します。そしてロサンゼルス支社長のナイジェル・ステーサムに出会うのでした。細身で美貌に優れたリリー,もっとも3姉妹みんなが美人なのですが,彼女を見たときナイジェルは一目ぼれしてしまいます。しかし,雇い主が秘書と関係をもってはいけないし,支社の営業成績が今一つ振るわない今,恋愛などをしていては,本社の父親に叱責を食らうことが目に見えていることから,ぐっと欲望を我慢するのでした。リリーの方も雇い主であるナイジェルの素晴らしい男ぶりにときめきを感じるものの,自分が秘書を務めるきっかけは自分のデザインの盗用の犯人を捜すためだという本来の目的を忘れないように自分を戒めるのでした。しかし,次第に互いを意識し始め,さらに商用やショーへの同行を求めていくうちに,ついに二人の気持ちは燃え上がり,関係を持ってしまいます。そして,犯人がわかったとき,リリーはナイジェルに本当の目的を告げざるを得なくなるのでした。立腹すると同時に残念に思うナイジェル。二人の関係はどうなるのでしょうか。さて,末っ子のゾーイのロマンスはまだ紹介されていませんが,末っ子らしく活発なゾーイのこと,きっと派手なロマンスを繰り広げるのでしょうね。楽しみです。


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キスもくれないプロポーズ [ハイディ・ベッツ]

SHALOCKMEMO872
キスもくれないプロポーズ Project : Runaway Bride 2014」
ハイディ・ベッツ 菊田千代子





結婚式から逃走した花嫁。そして逃走の理由は? さらに,花嫁の意中の相手は? こんな設定で楽しく,スピーディに物語が進行していく作品です。良家の子女で3人姉妹でファッションデザインショップ「ザッカーロ・ファッション」を経営するジュリエット,リリー,ゾーイの長女ジュリエットは,長女らしく両親の育てるとおりの娘に育ちます。しかし,妹リリーが行方不明になったととで調査を依頼した私立探偵事務所所長のリード・マコーミックに惹かれてしまいます。その時すでにジュリエットは親の承諾を得たポール・ハリスと婚約中でした。しかし,ポールから時々暴行を受けていたジュリエット。リードはリリーの調査のためにジュリエットと面談したとき偶然ジュリエットの傷跡を見つけてしまいます。これまでの経験から身近な人から暴行を受けている人の反応とジュリエットの反応が似通っていたため問い詰めると,ジュリエットはリードに本当のことを話すしかなくなります。リードが信頼できる人であることが,リリーの調査からわかっていたからでした。そして,二人は互いのことを憎からず思うようになり関係が進んでいきます。しかし,ジュリエットはポールとの結婚を断ることが出来ず,リードとは別れることにするのでした。しかし,結婚式当日,数日前から体調が悪かったジュリエットがウエディングドレスのまま妊娠検査薬で検査してみると・・・。式場からそのまま逃走したジュリエット。ジュリエットの結婚式には休日であるにもかかわらずあえてオフィスで仕事をしていたリードのもとを,ジュリエットの二人の妹が駆けつけてきて,経緯を話し,姉を捜して欲しいと依頼します。
数日後,ザッカーロ家の別荘でひっそりと隠れているジュリエットを見つけたリード。結婚式を逃げ出した理由は話さず,少し考える時間が欲しいと訴えるジュリエット。リードも無理強いできずジュリエットを守るため同宿します。翌朝,悪阻に苦しむジュリエットを見たリードに,ジュリエットは妊娠の事実を話さざるを得ませんでした。そして,それがリードとの子供であることも・・・。過去に婚約していた女性に裏切られた経験を持つリード。しかし,ジュリエットにつきそい産科医に検査してもらったあと,リードがプロポーズすると,ジュリエットはその申し出を断るのでした。妊娠が理由で愛のない,将来のない結婚はしたくないと。ニューヨークに帰ったジュリエットは妹たちが悦び,妊娠を祝福してくれるので安心します。その後両親に話し,ポールにも結婚式をドタキャンしたことを謝罪するのですが,ポールの家を出たところにリードが待っているのでした。妊娠を機にポールとの関係復活を求めたと勘違いしたリード。このまま二人は別れてしまうのでしょうか。
ヒロインが裕福な家の令嬢で,しかもファッションデザイナーとして自立した女性であるという設定は,あまり説得力がありませんが,リリー,ゾーイという妹たちのロマンスと3部作になるのでしょうか。すでにリリーには恋人がいますし,末っ子のゾーイははじけた女の子で魅力的ですが,どんな相手と愛を成就させていくのか,そのロマンスも興味がわくところです。


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