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砂漠の王子に捨てられて [クリスティーナ・ホリス]

SHALOCKMEMO765
砂漠の王子に捨てられて Weight of the Crown 2011」
クリスティーナ・ホリス 萩原ちさと





原題は「王冠の重さ」。父国王の死,それに続く後継者の急死によって,幼少の兄の息子である次期後継者の摂政となったライサンダー。そして,兄の息子のナニーとして急遽雇われたのが,本作のヒロイン,アリッサ・ディーンです。ロンドンでは素晴らしい保育専門家として有名なアリッサですが,男性関係では余り恵まれず,婚約者に裏切られたばかりでした。失意のそこにいた彼女にとっては,この次期国王になるライドの養育に集中することが,傷を癒やすには一番の近道と思われたのです。そして,出会った,ライドの叔父で摂政のライサンダーでした。この,セクシーで女性関係の派手なライサンダーに,初めから惹かれたアリッサ。複数の女性と浮き名を流すライサンダーの噂は聞いていましたが,その本人に出会って初めてそれもうなずけると思わせるような男らしさにあふれた彼。しかし,ライドの養育に関しては全く意見を異にする二人でした。ライサンダーもまた,ことごとくこちらの言うことに異を唱えるアリッサは,これまで彼が接してきた女性とは全く違う世界に属する女性であることに興味を持ち,どちらかというと凹凸に富んだ彼女のスタイルに魅力を感じるのでした。なんとしても彼女を落としてみせる,という気持ちと,一夜限りの相手ではなくライドの養育という長い期間の必要なことに関わって欲しい彼女の存在に,これまでなくじっくりと迫っていこうと考えるライサンダーでした。飛行機の苦手なアリッサに細かい気遣いを示したり,意味ありげに見つめるライサンダーの動作に,何度も期待し心を熱くするアリッサでしたが,なんとかそれをこらえ,ライドの養育に集中しようとしていました。しかし,砂漠の国ロサラ王国の飛行場に着いたとたん,国民の熱狂的な歓声に応えるライサンダーの姿にまたまた気持ちが向いてしまうアリッサでした。薔薇の国ロサラでのライドを連れたピクニックや古代から残る天文台での夢のような一夜を過ごすうちに,ついに二人は互いの気持ちに素直になろうとします。しかし,その最中,ライサンダーに急報が伝わり,反ライド派の勢力が問題を起こそうとしている事件が起こります。危険を顧みず問題解決に向かうライサンダーは,ライドとアリッサに再びロンドンに逃れるように命じるのでした。そして,何日かしてロンドンにライサンダーが婚約したというニュースが流れます。数日間,落胆し,裏切られた気持ちを強く持つアリッサの下にライサンダーが再び現れるのですが・・・。
ロサラ王国とイギリスの位置関係がいまいちよく分からず,ちょっと想像力が働かないので,もう少しそれ関係の記述があると面白いのにと思いました。ホリスの作品は初めて読了しましたが,ロマンス度はたっぷりで,ヒロインの職業も様々。いわゆるロイヤルものは本作が初めてのようですが,伯爵などの貴族がヒーロー,ヒロインとして登場する作品が多いようです。


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