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イタリア大富豪と日陰の妹 [レベッカ・ウィンターズ]

SHALOCKMEMO1397
イタリア大富豪と日陰の妹 The Billionaire Who Saw Her Beauty
(モンタナーリ家の結婚 2) 2016」
レベッカ・ウィンターズ 大谷真理子





 原題は「彼女の美しさを見出した富豪」
 ヒロイン:アレッサンドラ・ターラント・カラッチョロ(28歳)/考古学者/琥珀色の瞳,ウエーブのかかった茶色の髪,美しい卵形の顔/
 ヒーロー:リニエーリ(リニ)・ディ・ブラッツァーノ・モンタナーリ(33歳)/「モンタナーリ・コーポレーション」CEO/長身,黒髪,黒い目,オリーブ色の肌/
 前作「イタリア大富豪と小さな命(SHALOCKMEMO1352)」のヒロイン,ヴァレンティーナの兄リニエーリ(リニ)が本作のヒーローになります。活動的でハンサムでイタリアで最も結婚したい独身男性トップにいるリニですが,決定的な悩みを抱えています。小さいときの怪我で不妊になっていることです,毎年調査をしていますが大人になっても改善されていないのです。ですからそのことを打ち明けると女性は皆尻込みしてしまうと思い込んでいます。一方,本作のヒロイン,アレッサンドラと双子の3分間だけ姉のデーアは,母親と伯母とそれぞれが母親役をしてきた幼少期を経て,美人でモデルを職業とする姉デーアと成績優秀で学者への道に進んだ妹アレッサンドラと外見はそっくりでもそれぞれの道に進んできました。6年前アレッサンドラとつきあっていた男性が,デーアを見たとたん姉の方に鞍替えして妹を捨てるという出来事があり,それをきっかけに二人が同じ男性を好きになってしまうという状況が見えてきたため,二人とも慎重になっています。アレッサンドラの勤める考古学研究所の所長ブルーノ・トッツィが,彼女にことあるごとに愁波を送りますがアレッサンドラは全く魅力を感じないためはっきりと断り続けます。今回はリニの友人グイドの誕生日船上パーティでデーアがリニに出会い,愁波を送りますがリニは全く取り合わず,その後アレッサンドラに出会ったリニが彼女に一目ぼれしてしまうという逆のパターンになっているのでした。アレッサンドラもリニを見かけたとたん幼い頃から夢見てきた白馬の王子様だという思いに囚われます。それは船上パーティで先に出会ったデーアも同じ思いだったことが後にわかります。しかしリニの思いは完全にアレッサンドラでした。その後仕事の関係で行動を共にするリニとアレッサンドラですが,伯母フルヴィアの言葉で双子の確執を知ったリニはアレッサンドラに別れも告げずにローマに戻ってしまうのでした。南イタリアに住み広大な土地を所有するカラッチョロ家と母方のターラント家はどちらも貴族の出。名門一族に産まれた双子の美女姉妹ということで外見もそっくりな二人はよく間違えられるのですが,互いに互いの才能にかなわないと思い,自分に自信を持てないで成長してきたのでした。しかも双子だけに余計恥ずかしさからそのことを互いに率直に言い合うことが出来ずにいたのです。リニを巡る姉妹の確執にどのような解決策を用意していたのか。それは割とアッサリとアレッサンドラの勇気というところで決着がついてしまいます。そしてヒーロー側に問題になっている不妊。これはアレッサンドラの方が養子を取ろうと提案することで解決していきます。本作の魅力は解決策を見出すまでの人々の思惑の変化を実に細かに描写して見せているところです。愛があるゆえに逆に儀希釈してしまう人間関係。読者はそれにすっかりのめり込み,納得しながらストーリーを追っていくことになります。そして南イタリアの風光明媚なアマルフィ海岸や遺跡に溢れるレッチェの町,カラッチョロ家の城ポッソ島などの素晴らしさも楽しめます。


タグ:イマージュ
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