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王と身代わりの花嫁 [ケイト・ヒューイット]

SHALOCKMEMO1195
王と身代わりの花嫁 Commanded by the Sheikh
( Rivals to the Crown of Kadar 2 ) 2014」
ケイト・ヒューイット 小沢ゆり





 原題は「シークの命令で」
 ヒロイン:オリビア・エリス(29歳)/カダールのパリの屋敷の家政婦,ピアノが特技,外交官の娘/ブロンド(キャラメル色)の髪,ブルーグレーの目/18歳で生んだ息子を養子に出した
 ヒーロー:アジズ・アル・バキール(歳)/カダールの国王,プレイボーイ紳士/漆黒の髪,グレーの目
 1月に読んだ「純潔の囚われ人(SHALOCKMEMO1151)」の解決編です。王子カリルとサリアの女王エレナの物語と同時進行で進む,カダールの国王アジズと,誘拐されて行方がつかめないサリアの女王エレナの身代わりとしてパリの屋敷から連れてこられた家政婦のオリビアのもう一つのロマンスが語られます。MB版のオリビアのモデルさんのゴージャスで豊かなブロンドの髪をもつ美女がオリビアの様子を伝えています。表紙モデルとしては今月ナンバー1の美女だと思います。さて,オリビアには語られない秘密がありました。そして人生の目標を失った彼女は,たまたま父が見つけてきたカダールのパリ屋敷の家政婦の仕事をしながら,静かに生活していたのですが,突然アジズの秘書官のマリクにカダールの首都に連れてこられ,エレナの代わりにかりそめの婚約者として民衆の前に立って欲しいと頼まれます。頼みではありますが,雇い主である王からの命令に近いものがあります。それが原題を表しています。邦題の方もこの設定のそのものズバリですから,わかりやすいタイトルを付けたものです。前作でも名前だけは登場していたオリビアですが,改めてその過去の出来事や人生が明らかになってくると,父から疎まれて人生を送ってきたアジズと,過去の傷を引きずったまま目立たないように過ごしてきたオリビアには心の傷やトラウマという共通の土壌があったのです。それが互いに秘密を少しずつ打ち明けるうちに互いを信じ,頼るようになり,ついには愛に発展していくといういかにもロマンスにふさわしい内容になっています。一人では解決しないけれども,互いに認め合い,頼り合うことにより,心の傷を乗り越えていけるという成長譚でもあり,義務や責任だけではなく愛が人生を前向きにしていくという作者のメッセージがこめられています。


タグ:ロマンス
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